拭えない不信感
どんなに、親しくなっても人に対して、どうしても不信感が拭えません。
この人は私をいつか裏切る、この人は私を馬鹿にする、この人は私を利用しているだけで本当は私を好きではない、この人は信じられない。
どんなに、長く関係が続いていても、むしろその関係が長くなれば長くなるほど、
心の奥底の人に対する不信感が、
潮が引いて海底の岩が現れるように、くっきりと形を表してくるんです。
私自身は人を信用できないと思っているし、実際に、人から信用できないことをされることも多いです。
ですが、私はそこから、信用できない人との関係を断ち切ることができません。
そもそも、人を信用していないから、
実際に信用できないことをする人でも、ほかの信用するに値する人と同じに見えるからです。
信用すべき人がどんな人か、人を信用したことがないからわからないのです。
自分に対する誇りという感覚をだんだんと取り戻して来たという感覚はあります。
そこから、もう一段階ステップを上がり、
人全般に対して拭えない不信感を払拭する。
そういうことをできるようになりたいです。
私がいろいろなことに悩んでいる原因は、
根本的な原因は精神不安定な母親と、
家庭に無関心な父親、
そこから作り出された私という人格からくる日常生活の問題からだと思っています。
無用な観測は必要ないですが、
少しづつ、ベターになっている。
実際そんな気がしています。